沖縄ジュゴンの生息海域を夜通し守って 4週間
24時間、海上の座り込みが続けられています
━━━━━━━━━━━━━━━
ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古
━━━━━━━━━━━━━━━
05/20
第3やぐらに来ました。
このやぐらにもボーリング機材が載せられていて、ボーリング工事が始められる危険が高まっています。 at 06:54
05/19
座り込み396日目
今日も基地建設を止めています!
世界各地で起きている戦争を一刻も早く止めたい!そして起こさせたくない!そんな気持ちでいっぱいです。
まずできることはここに基地を造らせないことだ。
明日もがんばろう(^^) at 21:42

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首相自らの発言の記録として 第162回国会 予算委員会
━━━━━━━━━━━━━━━
首相自らの発言

地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。

━━━━━━━━━━━━━━━
衆議院会議録情報 第162回国会 予算委員会 第21号 平成十七年五月十六日(月曜日)

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/162/0018/16205160018021c.html
━━━━━━━━━━━━━━━
○甘利委員長 
 次に、東門美津子君。
○東門委員 社会民主党東門美津子です。
 昨日五月十五日は、沖縄県にとっては本土復帰後三十三回目の復帰記念日でした。その記念日に、多くの県民と全国から駆けつけてくださった支援者合わせて二万三千八百五十人が、普天間基地を包囲し、世界一危険だと言われる普天間基地の閉鎖、返還を求め、そしてその代替施設となる辺野古の海の埋め立てに反対をして、手をつなぎ、人間の鎖を成功させました。子供、学生、大人、障害を持つ人持たない人、高齢者など、参加者一人一人が一日も早い普天間基地の閉鎖を願い、閉鎖されるその日が来るまで連帯をして運動を続けることを誓い合った日になりました。
 また、基地包囲行動の後開かれた県民大会には、会場あふれんばかりの七千人余が参加をして、そこには我が社民党又市幹事長初め、民主党岡田代表日本共産党の志位委員長も出席されて、力強い連帯のごあいさつをいただきました。県民の切なる願い、全国の多くの支援者の熱い思いを、小泉総理、ぜひわかっていただきたいと思います。
 さて、質問に入ります。
 総理も御存じのとおり、辺野古では、ジュゴンのすむきれいな海、豊かな海を埋め立てて軍事基地を建設することに反対をする地元の皆さんを先頭に、昨年の四月十九日に座り込みを始めてから一年余が経過しました。座り込みを始めて本日で三百九十三日になります。命がけで座り込みを続ける地元のおじい、おばあたちは、本当に疲れ果てています。中には体調を崩す人も出ています。
 このような中で、那覇防衛施設局は、先月四月二十六日未明、ボーリング調査のための機材搬入作業を開始し、作業は日の出一時間後、日の入り一時間前とする作業計画があるにもかかわらず、夜間も作業を行おうとしています。これに対して、反対派は、海上の作業のポイントとなる単管足場で徹夜の座り込みを行うなど作業を阻止すべく頑張っていますが、海上における夜間の阻止行動は大変危険であり、不測の事態が懸念されます。地元住民が命の危険を顧みず阻止行動を行っている中で、アメリカでも、与党内部からも見直し論が出ている代替施設建設のためのボーリング調査を政府がなぜ今強行しようとしているのか、私には全く理解ができません。
 ボーリング調査を一たん中止して、在日米軍再編協議の結論を待ってから改めて調査再開の判断をすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。総理の調査中止の決断で、おじい、おばあたちをしばらくの間でも休ませていただきたいのです。私は、それは何としても総理の見解を伺いたい、そのように前もって申し入れておりますので、よろしくお願いいたします。
○大野国務大臣 普天間飛行場の返還、そして辺野古への移転という問題につきましては、その背景に大変いろいろな歴史があるわけでございます。一九九五年の沖縄における少女暴行事件に始まりまして、その翌年に、モンデールそして橋本総理大臣の間で返還の話がありました。その後、いろいろな紆余曲折を経まして、苦渋の選択が辺野古への移設でございます。そしてまた、その辺野古への移設をやり遂げていくことがやはり沖縄の県民に対する負担の軽減につながっていく。我々は、そういう認識のもと、二月に行われました2プラス2の合同の声明文でも、SACO合意を着実にやっていこう、こういうことでございます。
 もちろん、先生のおっしゃったいろいろな問題点はわかっております。四月二十六日に午前三時に作業をやった、こういうこともわかっておりますけれども、我々の認識は、やはり辺野古の作業を着実にやっていくことが沖縄の負担の軽減につながっていく、こういう認識のもとにやっているわけでございます。
小泉内閣総理大臣 ただいま防衛庁長官から過去の経緯も含めてお話がありましたが、東門議員のお話も私はよく理解できます。この問題は、SACOの合意以来、何回か地元との話し合いも進めて、そして、地元の中においても賛否両論がある中で今日に至っているわけであります。
 そういう状況を踏まえて、私としては、この問題を何とかして解決しなきゃいかぬということで、外務大臣防衛庁長官国務長官、国防長官の間で、米軍の基地負担、特に沖縄における負担の軽減と、それから日本における抑止力をどうやって維持するかという真剣な話し合いを今進めているところであります。地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。
 もう少し時間をいただけないでしょうか。今、交渉最中でありまして、交渉の経緯について周りがあれこれ、先方がどう言っているとか、日本はどう考えているかという、話し合いをしている中で、結論が出ていない段階で、こういう意見もある、ああいう意見もあると言うのは政府としては控えなきゃいけないと思っておりますが、今東門議員の話を聞きながら、よく検討したいと思っております。
○東門委員 賛否両論あるというお言葉でしたけれども、確かにあります。しかし、総理、八〇%以上が辺野古の埋め立てには反対なんです。この八〇%、出発当初の総理の人気度には及ばないかもしれません。しかし、今の支持率からはるかに上に行っているわけですよ。八〇%というのは、私は、もうほとんど県民一致と見てもいいのではないか。まあ、少しの反対は確かにあります。それは私も理解しております。そういう中で、私がお願いをしているのは、すべてなしにしてくださいと申し上げているのではなくて、今、日米の協議が行われている中、交渉中であるとおっしゃいました。その間、結論が出るまで一たん中止をしていただきたい。そうすることが、本当に高齢者、九十歳を超える方々、八十歳を超える方々、その方たちが少しでもお休みできる期間だと思います。
 ですから、結論が出るまで何としてでも、総理の決断だけです、お願いいたします。一応はこれは日本政府の仕事ですから、日本政府に、それは今のところ中止をしておきましょうとおっしゃっていただくだけで結構です。よろしくお願いいたします。もう一度お願いします。
小泉内閣総理大臣 そのような動きも承知しておりますし、東門議員の気持ちも十分理解しております。その点も踏まえまして、よく検討させていただきたいと思います。
○東門委員 本当にもうあと三十秒くらいの時間です。でも、やはり私はもう一度お願いしたい。
 小泉総理ならやれる、私は中断をできると思っております。実は、私が準備をしている次の質問は、沖縄県民の、地元住民の負担の軽減について、小泉総理のこれまでの発言についてお伺いするつもりでした。時間がもうなくなりましたので終わりますが、そういう小泉総理ならば、やはり今、沖縄県民の思いをしっかりと受けとめられるのではないかと私は思いますので、再度お願いいたします。
小泉内閣総理大臣 よく現状を踏まえ、将来のことも考えながら検討していきたいと思います。
○甘利委員長 これにて東門君の質疑は終了いたしました。



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○甘利委員長 
 次に、東門美津子君。
○東門委員 社会民主党東門美津子です。
 昨日五月十五日は、沖縄県にとっては本土復帰後三十三回目の復帰記念日でした。その記念日に、多くの県民と全国から駆けつけてくださった支援者合わせて二万三千八百五十人が、普天間基地を包囲し、世界一危険だと言われる普天間基地の閉鎖、返還を求め、そしてその代替施設となる辺野古の海の埋め立てに反対をして、手をつなぎ、人間の鎖を成功させました。子供、学生、大人、障害を持つ人持たない人、高齢者など、参加者一人一人が一日も早い普天間基地の閉鎖を願い、閉鎖されるその日が来るまで連帯をして運動を続けることを誓い合った日になりました。
 また、基地包囲行動の後開かれた県民大会には、会場あふれんばかりの七千人余が参加をして、そこには我が社民党又市幹事長初め、民主党岡田代表日本共産党の志位委員長も出席されて、力強い連帯のごあいさつをいただきました。県民の切なる願い、全国の多くの支援者の熱い思いを、小泉総理、ぜひわかっていただきたいと思います。
 さて、質問に入ります。
 総理も御存じのとおり、辺野古では、ジュゴンのすむきれいな海、豊かな海を埋め立てて軍事基地を建設することに反対をする地元の皆さんを先頭に、昨年の四月十九日に座り込みを始めてから一年余が経過しました。座り込みを始めて本日で三百九十三日になります。命がけで座り込みを続ける地元のおじい、おばあたちは、本当に疲れ果てています。中には体調を崩す人も出ています。
 このような中で、那覇防衛施設局は、先月四月二十六日未明、ボーリング調査のための機材搬入作業を開始し、作業は日の出一時間後、日の入り一時間前とする作業計画があるにもかかわらず、夜間も作業を行おうとしています。これに対して、反対派は、海上の作業のポイントとなる単管足場で徹夜の座り込みを行うなど作業を阻止すべく頑張っていますが、海上における夜間の阻止行動は大変危険であり、不測の事態が懸念されます。地元住民が命の危険を顧みず阻止行動を行っている中で、アメリカでも、与党内部からも見直し論が出ている代替施設建設のためのボーリング調査を政府がなぜ今強行しようとしているのか、私には全く理解ができません。
 ボーリング調査を一たん中止して、在日米軍再編協議の結論を待ってから改めて調査再開の判断をすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。総理の調査中止の決断で、おじい、おばあたちをしばらくの間でも休ませていただきたいのです。私は、それは何としても総理の見解を伺いたい、そのように前もって申し入れておりますので、よろしくお願いいたします。
○大野国務大臣 普天間飛行場の返還、そして辺野古への移転という問題につきましては、その背景に大変いろいろな歴史があるわけでございます。一九九五年の沖縄における少女暴行事件に始まりまして、その翌年に、モンデールそして橋本総理大臣の間で返還の話がありました。その後、いろいろな紆余曲折を経まして、苦渋の選択が辺野古への移設でございます。そしてまた、その辺野古への移設をやり遂げていくことがやはり沖縄の県民に対する負担の軽減につながっていく。我々は、そういう認識のもと、二月に行われました2プラス2の合同の声明文でも、SACO合意を着実にやっていこう、こういうことでございます。
 もちろん、先生のおっしゃったいろいろな問題点はわかっております。四月二十六日に午前三時に作業をやった、こういうこともわかっておりますけれども、我々の認識は、やはり辺野古の作業を着実にやっていくことが沖縄の負担の軽減につながっていく、こういう認識のもとにやっているわけでございます。
小泉内閣総理大臣 ただいま防衛庁長官から過去の経緯も含めてお話がありましたが、東門議員のお話も私はよく理解できます。この問題は、SACOの合意以来、何回か地元との話し合いも進めて、そして、地元の中においても賛否両論がある中で今日に至っているわけであります。
 そういう状況を踏まえて、私としては、この問題を何とかして解決しなきゃいかぬということで、外務大臣防衛庁長官国務長官、国防長官の間で、米軍の基地負担、特に沖縄における負担の軽減と、それから日本における抑止力をどうやって維持するかという真剣な話し合いを今進めているところであります。地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。
 もう少し時間をいただけないでしょうか。今、交渉最中でありまして、交渉の経緯について周りがあれこれ、先方がどう言っているとか、日本はどう考えているかという、話し合いをしている中で、結論が出ていない段階で、こういう意見もある、ああいう意見もあると言うのは政府としては控えなきゃいけないと思っておりますが、今東門議員の話を聞きながら、よく検討したいと思っております。
○東門委員 賛否両論あるというお言葉でしたけれども、確かにあります。しかし、総理、八〇%以上が辺野古の埋め立てには反対なんです。この八〇%、出発当初の総理の人気度には及ばないかもしれません。しかし、今の支持率からはるかに上に行っているわけですよ。八〇%というのは、私は、もうほとんど県民一致と見てもいいのではないか。まあ、少しの反対は確かにあります。それは私も理解しております。そういう中で、私がお願いをしているのは、すべてなしにしてくださいと申し上げているのではなくて、今、日米の協議が行われている中、交渉中であるとおっしゃいました。その間、結論が出るまで一たん中止をしていただきたい。そうすることが、本当に高齢者、九十歳を超える方々、八十歳を超える方々、その方たちが少しでもお休みできる期間だと思います。
 ですから、結論が出るまで何としてでも、総理の決断だけです、お願いいたします。一応はこれは日本政府の仕事ですから、日本政府に、それは今のところ中止をしておきましょうとおっしゃっていただくだけで結構です。よろしくお願いいたします。もう一度お願いします。
小泉内閣総理大臣 そのような動きも承知しておりますし、東門議員の気持ちも十分理解しております。その点も踏まえまして、よく検討させていただきたいと思います。
○東門委員 本当にもうあと三十秒くらいの時間です。でも、やはり私はもう一度お願いしたい。
 小泉総理ならやれる、私は中断をできると思っております。実は、私が準備をしている次の質問は、沖縄県民の、地元住民の負担の軽減について、小泉総理のこれまでの発言についてお伺いするつもりでした。時間がもうなくなりましたので終わりますが、そういう小泉総理ならば、やはり今、沖縄県民の思いをしっかりと受けとめられるのではないかと私は思いますので、再度お願いいたします。
小泉内閣総理大臣 よく現状を踏まえ、将来のことも考えながら検討していきたいと思います。
○甘利委員長 これにて東門君の質疑は終了いたしました。



沖縄ジュゴンの生息海域を夜通し守って 4週間
24時間、海上の座り込みが続けられています
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今日も基地建設を止めています!
世界各地で起きている戦争を一刻も早く止めたい!そして起こさせたくない!そんな気持ちでいっぱいです。
まずできることはここに基地を造らせないことだ。
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首相自らの発言の記録として 第162回国会 予算委員会
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地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。

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衆議院会議録情報 第162回国会 予算委員会 第21号 平成十七年五月十六日(月曜日)

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/162/0018/16205160018021c.html
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○甘利委員長 
 次に、東門美津子君。
○東門委員 社会民主党東門美津子です。
 昨日五月十五日は、沖縄県にとっては本土復帰後三十三回目の復帰記念日でした。その記念日に、多くの県民と全国から駆けつけてくださった支援者合わせて二万三千八百五十人が、普天間基地を包囲し、世界一危険だと言われる普天間基地の閉鎖、返還を求め、そしてその代替施設となる辺野古の海の埋め立てに反対をして、手をつなぎ、人間の鎖を成功させました。子供、学生、大人、障害を持つ人持たない人、高齢者など、参加者一人一人が一日も早い普天間基地の閉鎖を願い、閉鎖されるその日が来るまで連帯をして運動を続けることを誓い合った日になりました。
 また、基地包囲行動の後開かれた県民大会には、会場あふれんばかりの七千人余が参加をして、そこには我が社民党又市幹事長初め、民主党岡田代表日本共産党の志位委員長も出席されて、力強い連帯のごあいさつをいただきました。県民の切なる願い、全国の多くの支援者の熱い思いを、小泉総理、ぜひわかっていただきたいと思います。
 さて、質問に入ります。
 総理も御存じのとおり、辺野古では、ジュゴンのすむきれいな海、豊かな海を埋め立てて軍事基地を建設することに反対をする地元の皆さんを先頭に、昨年の四月十九日に座り込みを始めてから一年余が経過しました。座り込みを始めて本日で三百九十三日になります。命がけで座り込みを続ける地元のおじい、おばあたちは、本当に疲れ果てています。中には体調を崩す人も出ています。
 このような中で、那覇防衛施設局は、先月四月二十六日未明、ボーリング調査のための機材搬入作業を開始し、作業は日の出一時間後、日の入り一時間前とする作業計画があるにもかかわらず、夜間も作業を行おうとしています。これに対して、反対派は、海上の作業のポイントとなる単管足場で徹夜の座り込みを行うなど作業を阻止すべく頑張っていますが、海上における夜間の阻止行動は大変危険であり、不測の事態が懸念されます。地元住民が命の危険を顧みず阻止行動を行っている中で、アメリカでも、与党内部からも見直し論が出ている代替施設建設のためのボーリング調査を政府がなぜ今強行しようとしているのか、私には全く理解ができません。
 ボーリング調査を一たん中止して、在日米軍再編協議の結論を待ってから改めて調査再開の判断をすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。総理の調査中止の決断で、おじい、おばあたちをしばらくの間でも休ませていただきたいのです。私は、それは何としても総理の見解を伺いたい、そのように前もって申し入れておりますので、よろしくお願いいたします。
○大野国務大臣 普天間飛行場の返還、そして辺野古への移転という問題につきましては、その背景に大変いろいろな歴史があるわけでございます。一九九五年の沖縄における少女暴行事件に始まりまして、その翌年に、モンデールそして橋本総理大臣の間で返還の話がありました。その後、いろいろな紆余曲折を経まして、苦渋の選択が辺野古への移設でございます。そしてまた、その辺野古への移設をやり遂げていくことがやはり沖縄の県民に対する負担の軽減につながっていく。我々は、そういう認識のもと、二月に行われました2プラス2の合同の声明文でも、SACO合意を着実にやっていこう、こういうことでございます。
 もちろん、先生のおっしゃったいろいろな問題点はわかっております。四月二十六日に午前三時に作業をやった、こういうこともわかっておりますけれども、我々の認識は、やはり辺野古の作業を着実にやっていくことが沖縄の負担の軽減につながっていく、こういう認識のもとにやっているわけでございます。
小泉内閣総理大臣 ただいま防衛庁長官から過去の経緯も含めてお話がありましたが、東門議員のお話も私はよく理解できます。この問題は、SACOの合意以来、何回か地元との話し合いも進めて、そして、地元の中においても賛否両論がある中で今日に至っているわけであります。
 そういう状況を踏まえて、私としては、この問題を何とかして解決しなきゃいかぬということで、外務大臣防衛庁長官国務長官、国防長官の間で、米軍の基地負担、特に沖縄における負担の軽減と、それから日本における抑止力をどうやって維持するかという真剣な話し合いを今進めているところであります。地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。
 もう少し時間をいただけないでしょうか。今、交渉最中でありまして、交渉の経緯について周りがあれこれ、先方がどう言っているとか、日本はどう考えているかという、話し合いをしている中で、結論が出ていない段階で、こういう意見もある、ああいう意見もあると言うのは政府としては控えなきゃいけないと思っておりますが、今東門議員の話を聞きながら、よく検討したいと思っております。
○東門委員 賛否両論あるというお言葉でしたけれども、確かにあります。しかし、総理、八〇%以上が辺野古の埋め立てには反対なんです。この八〇%、出発当初の総理の人気度には及ばないかもしれません。しかし、今の支持率からはるかに上に行っているわけですよ。八〇%というのは、私は、もうほとんど県民一致と見てもいいのではないか。まあ、少しの反対は確かにあります。それは私も理解しております。そういう中で、私がお願いをしているのは、すべてなしにしてくださいと申し上げているのではなくて、今、日米の協議が行われている中、交渉中であるとおっしゃいました。その間、結論が出るまで一たん中止をしていただきたい。そうすることが、本当に高齢者、九十歳を超える方々、八十歳を超える方々、その方たちが少しでもお休みできる期間だと思います。
 ですから、結論が出るまで何としてでも、総理の決断だけです、お願いいたします。一応はこれは日本政府の仕事ですから、日本政府に、それは今のところ中止をしておきましょうとおっしゃっていただくだけで結構です。よろしくお願いいたします。もう一度お願いします。
小泉内閣総理大臣 そのような動きも承知しておりますし、東門議員の気持ちも十分理解しております。その点も踏まえまして、よく検討させていただきたいと思います。
○東門委員 本当にもうあと三十秒くらいの時間です。でも、やはり私はもう一度お願いしたい。
 小泉総理ならやれる、私は中断をできると思っております。実は、私が準備をしている次の質問は、沖縄県民の、地元住民の負担の軽減について、小泉総理のこれまでの発言についてお伺いするつもりでした。時間がもうなくなりましたので終わりますが、そういう小泉総理ならば、やはり今、沖縄県民の思いをしっかりと受けとめられるのではないかと私は思いますので、再度お願いいたします。
小泉内閣総理大臣 よく現状を踏まえ、将来のことも考えながら検討していきたいと思います。
○甘利委員長 これにて東門君の質疑は終了いたしました。










沖縄ジュゴンの生息海域を夜通し守って 4週間
24時間、海上の座り込みが続けられています
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今日も基地建設を止めています!
世界各地で起きている戦争を一刻も早く止めたい!そして起こさせたくない!そんな気持ちでいっぱいです。
まずできることはここに基地を造らせないことだ。
明日もがんばろう(^^) at 21:42

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首相自らの発言の記録として 第162回国会 予算委員会
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首相自らの発言

地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。

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衆議院会議録情報 第162回国会 予算委員会 第21号 平成十七年五月十六日(月曜日)

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/162/0018/16205160018021c.html
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○甘利委員長 
 次に、東門美津子君。
○東門委員 社会民主党東門美津子です。
 昨日五月十五日は、沖縄県にとっては本土復帰後三十三回目の復帰記念日でした。その記念日に、多くの県民と全国から駆けつけてくださった支援者合わせて二万三千八百五十人が、普天間基地を包囲し、世界一危険だと言われる普天間基地の閉鎖、返還を求め、そしてその代替施設となる辺野古の海の埋め立てに反対をして、手をつなぎ、人間の鎖を成功させました。子供、学生、大人、障害を持つ人持たない人、高齢者など、参加者一人一人が一日も早い普天間基地の閉鎖を願い、閉鎖されるその日が来るまで連帯をして運動を続けることを誓い合った日になりました。
 また、基地包囲行動の後開かれた県民大会には、会場あふれんばかりの七千人余が参加をして、そこには我が社民党又市幹事長初め、民主党岡田代表日本共産党の志位委員長も出席されて、力強い連帯のごあいさつをいただきました。県民の切なる願い、全国の多くの支援者の熱い思いを、小泉総理、ぜひわかっていただきたいと思います。
 さて、質問に入ります。
 総理も御存じのとおり、辺野古では、ジュゴンのすむきれいな海、豊かな海を埋め立てて軍事基地を建設することに反対をする地元の皆さんを先頭に、昨年の四月十九日に座り込みを始めてから一年余が経過しました。座り込みを始めて本日で三百九十三日になります。命がけで座り込みを続ける地元のおじい、おばあたちは、本当に疲れ果てています。中には体調を崩す人も出ています。
 このような中で、那覇防衛施設局は、先月四月二十六日未明、ボーリング調査のための機材搬入作業を開始し、作業は日の出一時間後、日の入り一時間前とする作業計画があるにもかかわらず、夜間も作業を行おうとしています。これに対して、反対派は、海上の作業のポイントとなる単管足場で徹夜の座り込みを行うなど作業を阻止すべく頑張っていますが、海上における夜間の阻止行動は大変危険であり、不測の事態が懸念されます。地元住民が命の危険を顧みず阻止行動を行っている中で、アメリカでも、与党内部からも見直し論が出ている代替施設建設のためのボーリング調査を政府がなぜ今強行しようとしているのか、私には全く理解ができません。
 ボーリング調査を一たん中止して、在日米軍再編協議の結論を待ってから改めて調査再開の判断をすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。総理の調査中止の決断で、おじい、おばあたちをしばらくの間でも休ませていただきたいのです。私は、それは何としても総理の見解を伺いたい、そのように前もって申し入れておりますので、よろしくお願いいたします。
○大野国務大臣 普天間飛行場の返還、そして辺野古への移転という問題につきましては、その背景に大変いろいろな歴史があるわけでございます。一九九五年の沖縄における少女暴行事件に始まりまして、その翌年に、モンデールそして橋本総理大臣の間で返還の話がありました。その後、いろいろな紆余曲折を経まして、苦渋の選択が辺野古への移設でございます。そしてまた、その辺野古への移設をやり遂げていくことがやはり沖縄の県民に対する負担の軽減につながっていく。我々は、そういう認識のもと、二月に行われました2プラス2の合同の声明文でも、SACO合意を着実にやっていこう、こういうことでございます。
 もちろん、先生のおっしゃったいろいろな問題点はわかっております。四月二十六日に午前三時に作業をやった、こういうこともわかっておりますけれども、我々の認識は、やはり辺野古の作業を着実にやっていくことが沖縄の負担の軽減につながっていく、こういう認識のもとにやっているわけでございます。
小泉内閣総理大臣 ただいま防衛庁長官から過去の経緯も含めてお話がありましたが、東門議員のお話も私はよく理解できます。この問題は、SACOの合意以来、何回か地元との話し合いも進めて、そして、地元の中においても賛否両論がある中で今日に至っているわけであります。
 そういう状況を踏まえて、私としては、この問題を何とかして解決しなきゃいかぬということで、外務大臣防衛庁長官国務長官、国防長官の間で、米軍の基地負担、特に沖縄における負担の軽減と、それから日本における抑止力をどうやって維持するかという真剣な話し合いを今進めているところであります。地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。
 もう少し時間をいただけないでしょうか。今、交渉最中でありまして、交渉の経緯について周りがあれこれ、先方がどう言っているとか、日本はどう考えているかという、話し合いをしている中で、結論が出ていない段階で、こういう意見もある、ああいう意見もあると言うのは政府としては控えなきゃいけないと思っておりますが、今東門議員の話を聞きながら、よく検討したいと思っております。
○東門委員 賛否両論あるというお言葉でしたけれども、確かにあります。しかし、総理、八〇%以上が辺野古の埋め立てには反対なんです。この八〇%、出発当初の総理の人気度には及ばないかもしれません。しかし、今の支持率からはるかに上に行っているわけですよ。八〇%というのは、私は、もうほとんど県民一致と見てもいいのではないか。まあ、少しの反対は確かにあります。それは私も理解しております。そういう中で、私がお願いをしているのは、すべてなしにしてくださいと申し上げているのではなくて、今、日米の協議が行われている中、交渉中であるとおっしゃいました。その間、結論が出るまで一たん中止をしていただきたい。そうすることが、本当に高齢者、九十歳を超える方々、八十歳を超える方々、その方たちが少しでもお休みできる期間だと思います。
 ですから、結論が出るまで何としてでも、総理の決断だけです、お願いいたします。一応はこれは日本政府の仕事ですから、日本政府に、それは今のところ中止をしておきましょうとおっしゃっていただくだけで結構です。よろしくお願いいたします。もう一度お願いします。
小泉内閣総理大臣 そのような動きも承知しておりますし、東門議員の気持ちも十分理解しております。その点も踏まえまして、よく検討させていただきたいと思います。
○東門委員 本当にもうあと三十秒くらいの時間です。でも、やはり私はもう一度お願いしたい。
 小泉総理ならやれる、私は中断をできると思っております。実は、私が準備をしている次の質問は、沖縄県民の、地元住民の負担の軽減について、小泉総理のこれまでの発言についてお伺いするつもりでした。時間がもうなくなりましたので終わりますが、そういう小泉総理ならば、やはり今、沖縄県民の思いをしっかりと受けとめられるのではないかと私は思いますので、再度お願いいたします。
小泉内閣総理大臣 よく現状を踏まえ、将来のことも考えながら検討していきたいと思います。
○甘利委員長 これにて東門君の質疑は終了いたしました。



沖縄ジュゴンの生息海域を夜通し守って 4週間
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首相自らの発言

地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。

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衆議院会議録情報 第162回国会 予算委員会 第21号 平成十七年五月十六日(月曜日)

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/162/0018/16205160018021c.html
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○甘利委員長 
 次に、東門美津子君。
○東門委員 社会民主党東門美津子です。
 昨日五月十五日は、沖縄県にとっては本土復帰後三十三回目の復帰記念日でした。その記念日に、多くの県民と全国から駆けつけてくださった支援者合わせて二万三千八百五十人が、普天間基地を包囲し、世界一危険だと言われる普天間基地の閉鎖、返還を求め、そしてその代替施設となる辺野古の海の埋め立てに反対をして、手をつなぎ、人間の鎖を成功させました。子供、学生、大人、障害を持つ人持たない人、高齢者など、参加者一人一人が一日も早い普天間基地の閉鎖を願い、閉鎖されるその日が来るまで連帯をして運動を続けることを誓い合った日になりました。
 また、基地包囲行動の後開かれた県民大会には、会場あふれんばかりの七千人余が参加をして、そこには我が社民党又市幹事長初め、民主党岡田代表日本共産党の志位委員長も出席されて、力強い連帯のごあいさつをいただきました。県民の切なる願い、全国の多くの支援者の熱い思いを、小泉総理、ぜひわかっていただきたいと思います。
 さて、質問に入ります。
 総理も御存じのとおり、辺野古では、ジュゴンのすむきれいな海、豊かな海を埋め立てて軍事基地を建設することに反対をする地元の皆さんを先頭に、昨年の四月十九日に座り込みを始めてから一年余が経過しました。座り込みを始めて本日で三百九十三日になります。命がけで座り込みを続ける地元のおじい、おばあたちは、本当に疲れ果てています。中には体調を崩す人も出ています。
 このような中で、那覇防衛施設局は、先月四月二十六日未明、ボーリング調査のための機材搬入作業を開始し、作業は日の出一時間後、日の入り一時間前とする作業計画があるにもかかわらず、夜間も作業を行おうとしています。これに対して、反対派は、海上の作業のポイントとなる単管足場で徹夜の座り込みを行うなど作業を阻止すべく頑張っていますが、海上における夜間の阻止行動は大変危険であり、不測の事態が懸念されます。地元住民が命の危険を顧みず阻止行動を行っている中で、アメリカでも、与党内部からも見直し論が出ている代替施設建設のためのボーリング調査を政府がなぜ今強行しようとしているのか、私には全く理解ができません。
 ボーリング調査を一たん中止して、在日米軍再編協議の結論を待ってから改めて調査再開の判断をすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。総理の調査中止の決断で、おじい、おばあたちをしばらくの間でも休ませていただきたいのです。私は、それは何としても総理の見解を伺いたい、そのように前もって申し入れておりますので、よろしくお願いいたします。
○大野国務大臣 普天間飛行場の返還、そして辺野古への移転という問題につきましては、その背景に大変いろいろな歴史があるわけでございます。一九九五年の沖縄における少女暴行事件に始まりまして、その翌年に、モンデールそして橋本総理大臣の間で返還の話がありました。その後、いろいろな紆余曲折を経まして、苦渋の選択が辺野古への移設でございます。そしてまた、その辺野古への移設をやり遂げていくことがやはり沖縄の県民に対する負担の軽減につながっていく。我々は、そういう認識のもと、二月に行われました2プラス2の合同の声明文でも、SACO合意を着実にやっていこう、こういうことでございます。
 もちろん、先生のおっしゃったいろいろな問題点はわかっております。四月二十六日に午前三時に作業をやった、こういうこともわかっておりますけれども、我々の認識は、やはり辺野古の作業を着実にやっていくことが沖縄の負担の軽減につながっていく、こういう認識のもとにやっているわけでございます。
小泉内閣総理大臣 ただいま防衛庁長官から過去の経緯も含めてお話がありましたが、東門議員のお話も私はよく理解できます。この問題は、SACOの合意以来、何回か地元との話し合いも進めて、そして、地元の中においても賛否両論がある中で今日に至っているわけであります。
 そういう状況を踏まえて、私としては、この問題を何とかして解決しなきゃいかぬということで、外務大臣防衛庁長官国務長官、国防長官の間で、米軍の基地負担、特に沖縄における負担の軽減と、それから日本における抑止力をどうやって維持するかという真剣な話し合いを今進めているところであります。地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。
 もう少し時間をいただけないでしょうか。今、交渉最中でありまして、交渉の経緯について周りがあれこれ、先方がどう言っているとか、日本はどう考えているかという、話し合いをしている中で、結論が出ていない段階で、こういう意見もある、ああいう意見もあると言うのは政府としては控えなきゃいけないと思っておりますが、今東門議員の話を聞きながら、よく検討したいと思っております。
○東門委員 賛否両論あるというお言葉でしたけれども、確かにあります。しかし、総理、八〇%以上が辺野古の埋め立てには反対なんです。この八〇%、出発当初の総理の人気度には及ばないかもしれません。しかし、今の支持率からはるかに上に行っているわけですよ。八〇%というのは、私は、もうほとんど県民一致と見てもいいのではないか。まあ、少しの反対は確かにあります。それは私も理解しております。そういう中で、私がお願いをしているのは、すべてなしにしてくださいと申し上げているのではなくて、今、日米の協議が行われている中、交渉中であるとおっしゃいました。その間、結論が出るまで一たん中止をしていただきたい。そうすることが、本当に高齢者、九十歳を超える方々、八十歳を超える方々、その方たちが少しでもお休みできる期間だと思います。
 ですから、結論が出るまで何としてでも、総理の決断だけです、お願いいたします。一応はこれは日本政府の仕事ですから、日本政府に、それは今のところ中止をしておきましょうとおっしゃっていただくだけで結構です。よろしくお願いいたします。もう一度お願いします。
小泉内閣総理大臣 そのような動きも承知しておりますし、東門議員の気持ちも十分理解しております。その点も踏まえまして、よく検討させていただきたいと思います。
○東門委員 本当にもうあと三十秒くらいの時間です。でも、やはり私はもう一度お願いしたい。
 小泉総理ならやれる、私は中断をできると思っております。実は、私が準備をしている次の質問は、沖縄県民の、地元住民の負担の軽減について、小泉総理のこれまでの発言についてお伺いするつもりでした。時間がもうなくなりましたので終わりますが、そういう小泉総理ならば、やはり今、沖縄県民の思いをしっかりと受けとめられるのではないかと私は思いますので、再度お願いいたします。
小泉内閣総理大臣 よく現状を踏まえ、将来のことも考えながら検討していきたいと思います。
○甘利委員長 これにて東門君の質疑は終了いたしました。



沖縄ジュゴンの生息海域を夜通し守って 4週間
24時間、海上の座り込みが続けられています
━━━━━━━━━━━━━━━
ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古
━━━━━━━━━━━━━━━
05/20
第3やぐらに来ました。
このやぐらにもボーリング機材が載せられていて、ボーリング工事が始められる危険が高まっています。 at 06:54
05/19
座り込み396日目
今日も基地建設を止めています!
世界各地で起きている戦争を一刻も早く止めたい!そして起こさせたくない!そんな気持ちでいっぱいです。
まずできることはここに基地を造らせないことだ。
明日もがんばろう(^^) at 21:42

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首相自らの発言の記録として 第162回国会 予算委員会
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首相自らの発言

地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。

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○甘利委員長 
 次に、東門美津子君。
○東門委員 社会民主党東門美津子です。
 昨日五月十五日は、沖縄県にとっては本土復帰後三十三回目の復帰記念日でした。その記念日に、多くの県民と全国から駆けつけてくださった支援者合わせて二万三千八百五十人が、普天間基地を包囲し、世界一危険だと言われる普天間基地の閉鎖、返還を求め、そしてその代替施設となる辺野古の海の埋め立てに反対をして、手をつなぎ、人間の鎖を成功させました。子供、学生、大人、障害を持つ人持たない人、高齢者など、参加者一人一人が一日も早い普天間基地の閉鎖を願い、閉鎖されるその日が来るまで連帯をして運動を続けることを誓い合った日になりました。
 また、基地包囲行動の後開かれた県民大会には、会場あふれんばかりの七千人余が参加をして、そこには我が社民党又市幹事長初め、民主党岡田代表日本共産党の志位委員長も出席されて、力強い連帯のごあいさつをいただきました。県民の切なる願い、全国の多くの支援者の熱い思いを、小泉総理、ぜひわかっていただきたいと思います。
 さて、質問に入ります。
 総理も御存じのとおり、辺野古では、ジュゴンのすむきれいな海、豊かな海を埋め立てて軍事基地を建設することに反対をする地元の皆さんを先頭に、昨年の四月十九日に座り込みを始めてから一年余が経過しました。座り込みを始めて本日で三百九十三日になります。命がけで座り込みを続ける地元のおじい、おばあたちは、本当に疲れ果てています。中には体調を崩す人も出ています。
 このような中で、那覇防衛施設局は、先月四月二十六日未明、ボーリング調査のための機材搬入作業を開始し、作業は日の出一時間後、日の入り一時間前とする作業計画があるにもかかわらず、夜間も作業を行おうとしています。これに対して、反対派は、海上の作業のポイントとなる単管足場で徹夜の座り込みを行うなど作業を阻止すべく頑張っていますが、海上における夜間の阻止行動は大変危険であり、不測の事態が懸念されます。地元住民が命の危険を顧みず阻止行動を行っている中で、アメリカでも、与党内部からも見直し論が出ている代替施設建設のためのボーリング調査を政府がなぜ今強行しようとしているのか、私には全く理解ができません。
 ボーリング調査を一たん中止して、在日米軍再編協議の結論を待ってから改めて調査再開の判断をすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。総理の調査中止の決断で、おじい、おばあたちをしばらくの間でも休ませていただきたいのです。私は、それは何としても総理の見解を伺いたい、そのように前もって申し入れておりますので、よろしくお願いいたします。
○大野国務大臣 普天間飛行場の返還、そして辺野古への移転という問題につきましては、その背景に大変いろいろな歴史があるわけでございます。一九九五年の沖縄における少女暴行事件に始まりまして、その翌年に、モンデールそして橋本総理大臣の間で返還の話がありました。その後、いろいろな紆余曲折を経まして、苦渋の選択が辺野古への移設でございます。そしてまた、その辺野古への移設をやり遂げていくことがやはり沖縄の県民に対する負担の軽減につながっていく。我々は、そういう認識のもと、二月に行われました2プラス2の合同の声明文でも、SACO合意を着実にやっていこう、こういうことでございます。
 もちろん、先生のおっしゃったいろいろな問題点はわかっております。四月二十六日に午前三時に作業をやった、こういうこともわかっておりますけれども、我々の認識は、やはり辺野古の作業を着実にやっていくことが沖縄の負担の軽減につながっていく、こういう認識のもとにやっているわけでございます。
小泉内閣総理大臣 ただいま防衛庁長官から過去の経緯も含めてお話がありましたが、東門議員のお話も私はよく理解できます。この問題は、SACOの合意以来、何回か地元との話し合いも進めて、そして、地元の中においても賛否両論がある中で今日に至っているわけであります。
 そういう状況を踏まえて、私としては、この問題を何とかして解決しなきゃいかぬということで、外務大臣防衛庁長官国務長官、国防長官の間で、米軍の基地負担、特に沖縄における負担の軽減と、それから日本における抑止力をどうやって維持するかという真剣な話し合いを今進めているところであります。地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。
 もう少し時間をいただけないでしょうか。今、交渉最中でありまして、交渉の経緯について周りがあれこれ、先方がどう言っているとか、日本はどう考えているかという、話し合いをしている中で、結論が出ていない段階で、こういう意見もある、ああいう意見もあると言うのは政府としては控えなきゃいけないと思っておりますが、今東門議員の話を聞きながら、よく検討したいと思っております。
○東門委員 賛否両論あるというお言葉でしたけれども、確かにあります。しかし、総理、八〇%以上が辺野古の埋め立てには反対なんです。この八〇%、出発当初の総理の人気度には及ばないかもしれません。しかし、今の支持率からはるかに上に行っているわけですよ。八〇%というのは、私は、もうほとんど県民一致と見てもいいのではないか。まあ、少しの反対は確かにあります。それは私も理解しております。そういう中で、私がお願いをしているのは、すべてなしにしてくださいと申し上げているのではなくて、今、日米の協議が行われている中、交渉中であるとおっしゃいました。その間、結論が出るまで一たん中止をしていただきたい。そうすることが、本当に高齢者、九十歳を超える方々、八十歳を超える方々、その方たちが少しでもお休みできる期間だと思います。
 ですから、結論が出るまで何としてでも、総理の決断だけです、お願いいたします。一応はこれは日本政府の仕事ですから、日本政府に、それは今のところ中止をしておきましょうとおっしゃっていただくだけで結構です。よろしくお願いいたします。もう一度お願いします。
小泉内閣総理大臣 そのような動きも承知しておりますし、東門議員の気持ちも十分理解しております。その点も踏まえまして、よく検討させていただきたいと思います。
○東門委員 本当にもうあと三十秒くらいの時間です。でも、やはり私はもう一度お願いしたい。
 小泉総理ならやれる、私は中断をできると思っております。実は、私が準備をしている次の質問は、沖縄県民の、地元住民の負担の軽減について、小泉総理のこれまでの発言についてお伺いするつもりでした。時間がもうなくなりましたので終わりますが、そういう小泉総理ならば、やはり今、沖縄県民の思いをしっかりと受けとめられるのではないかと私は思いますので、再度お願いいたします。
小泉内閣総理大臣 よく現状を踏まえ、将来のことも考えながら検討していきたいと思います。
○甘利委員長 これにて東門君の質疑は終了いたしました。








沖縄ジュゴンの生息海域を夜通し守って 4週間
24時間、海上の座り込みが続けられています
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今日も基地建設を止めています!
世界各地で起きている戦争を一刻も早く止めたい!そして起こさせたくない!そんな気持ちでいっぱいです。
まずできることはここに基地を造らせないことだ。
明日もがんばろう(^^) at 21:42

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地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。

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○東門委員 社会民主党東門美津子です。
 昨日五月十五日は、沖縄県にとっては本土復帰後三十三回目の復帰記念日でした。その記念日に、多くの県民と全国から駆けつけてくださった支援者合わせて二万三千八百五十人が、普天間基地を包囲し、世界一危険だと言われる普天間基地の閉鎖、返還を求め、そしてその代替施設となる辺野古の海の埋め立てに反対をして、手をつなぎ、人間の鎖を成功させました。子供、学生、大人、障害を持つ人持たない人、高齢者など、参加者一人一人が一日も早い普天間基地の閉鎖を願い、閉鎖されるその日が来るまで連帯をして運動を続けることを誓い合った日になりました。
 また、基地包囲行動の後開かれた県民大会には、会場あふれんばかりの七千人余が参加をして、そこには我が社民党又市幹事長初め、民主党岡田代表日本共産党の志位委員長も出席されて、力強い連帯のごあいさつをいただきました。県民の切なる願い、全国の多くの支援者の熱い思いを、小泉総理、ぜひわかっていただきたいと思います。
 さて、質問に入ります。
 総理も御存じのとおり、辺野古では、ジュゴンのすむきれいな海、豊かな海を埋め立てて軍事基地を建設することに反対をする地元の皆さんを先頭に、昨年の四月十九日に座り込みを始めてから一年余が経過しました。座り込みを始めて本日で三百九十三日になります。命がけで座り込みを続ける地元のおじい、おばあたちは、本当に疲れ果てています。中には体調を崩す人も出ています。
 このような中で、那覇防衛施設局は、先月四月二十六日未明、ボーリング調査のための機材搬入作業を開始し、作業は日の出一時間後、日の入り一時間前とする作業計画があるにもかかわらず、夜間も作業を行おうとしています。これに対して、反対派は、海上の作業のポイントとなる単管足場で徹夜の座り込みを行うなど作業を阻止すべく頑張っていますが、海上における夜間の阻止行動は大変危険であり、不測の事態が懸念されます。地元住民が命の危険を顧みず阻止行動を行っている中で、アメリカでも、与党内部からも見直し論が出ている代替施設建設のためのボーリング調査を政府がなぜ今強行しようとしているのか、私には全く理解ができません。
 ボーリング調査を一たん中止して、在日米軍再編協議の結論を待ってから改めて調査再開の判断をすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。総理の調査中止の決断で、おじい、おばあたちをしばらくの間でも休ませていただきたいのです。私は、それは何としても総理の見解を伺いたい、そのように前もって申し入れておりますので、よろしくお願いいたします。
○大野国務大臣 普天間飛行場の返還、そして辺野古への移転という問題につきましては、その背景に大変いろいろな歴史があるわけでございます。一九九五年の沖縄における少女暴行事件に始まりまして、その翌年に、モンデールそして橋本総理大臣の間で返還の話がありました。その後、いろいろな紆余曲折を経まして、苦渋の選択が辺野古への移設でございます。そしてまた、その辺野古への移設をやり遂げていくことがやはり沖縄の県民に対する負担の軽減につながっていく。我々は、そういう認識のもと、二月に行われました2プラス2の合同の声明文でも、SACO合意を着実にやっていこう、こういうことでございます。
 もちろん、先生のおっしゃったいろいろな問題点はわかっております。四月二十六日に午前三時に作業をやった、こういうこともわかっておりますけれども、我々の認識は、やはり辺野古の作業を着実にやっていくことが沖縄の負担の軽減につながっていく、こういう認識のもとにやっているわけでございます。
小泉内閣総理大臣 ただいま防衛庁長官から過去の経緯も含めてお話がありましたが、東門議員のお話も私はよく理解できます。この問題は、SACOの合意以来、何回か地元との話し合いも進めて、そして、地元の中においても賛否両論がある中で今日に至っているわけであります。
 そういう状況を踏まえて、私としては、この問題を何とかして解決しなきゃいかぬということで、外務大臣防衛庁長官国務長官、国防長官の間で、米軍の基地負担、特に沖縄における負担の軽減と、それから日本における抑止力をどうやって維持するかという真剣な話し合いを今進めているところであります。地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。
 もう少し時間をいただけないでしょうか。今、交渉最中でありまして、交渉の経緯について周りがあれこれ、先方がどう言っているとか、日本はどう考えているかという、話し合いをしている中で、結論が出ていない段階で、こういう意見もある、ああいう意見もあると言うのは政府としては控えなきゃいけないと思っておりますが、今東門議員の話を聞きながら、よく検討したいと思っております。
○東門委員 賛否両論あるというお言葉でしたけれども、確かにあります。しかし、総理、八〇%以上が辺野古の埋め立てには反対なんです。この八〇%、出発当初の総理の人気度には及ばないかもしれません。しかし、今の支持率からはるかに上に行っているわけですよ。八〇%というのは、私は、もうほとんど県民一致と見てもいいのではないか。まあ、少しの反対は確かにあります。それは私も理解しております。そういう中で、私がお願いをしているのは、すべてなしにしてくださいと申し上げているのではなくて、今、日米の協議が行われている中、交渉中であるとおっしゃいました。その間、結論が出るまで一たん中止をしていただきたい。そうすることが、本当に高齢者、九十歳を超える方々、八十歳を超える方々、その方たちが少しでもお休みできる期間だと思います。
 ですから、結論が出るまで何としてでも、総理の決断だけです、お願いいたします。一応はこれは日本政府の仕事ですから、日本政府に、それは今のところ中止をしておきましょうとおっしゃっていただくだけで結構です。よろしくお願いいたします。もう一度お願いします。
小泉内閣総理大臣 そのような動きも承知しておりますし、東門議員の気持ちも十分理解しております。その点も踏まえまして、よく検討させていただきたいと思います。
○東門委員 本当にもうあと三十秒くらいの時間です。でも、やはり私はもう一度お願いしたい。
 小泉総理ならやれる、私は中断をできると思っております。実は、私が準備をしている次の質問は、沖縄県民の、地元住民の負担の軽減について、小泉総理のこれまでの発言についてお伺いするつもりでした。時間がもうなくなりましたので終わりますが、そういう小泉総理ならば、やはり今、沖縄県民の思いをしっかりと受けとめられるのではないかと私は思いますので、再度お願いいたします。
小泉内閣総理大臣 よく現状を踏まえ、将来のことも考えながら検討していきたいと思います。
○甘利委員長 これにて東門君の質疑は終了いたしました。



沖縄ジュゴンの生息海域を夜通し守って 4週間
24時間、海上の座り込みが続けられています
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世界各地で起きている戦争を一刻も早く止めたい!そして起こさせたくない!そんな気持ちでいっぱいです。
まずできることはここに基地を造らせないことだ。
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首相自らの発言の記録として 第162回国会 予算委員会
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首相自らの発言

地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。

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衆議院会議録情報 第162回国会 予算委員会 第21号 平成十七年五月十六日(月曜日)

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/162/0018/16205160018021c.html
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○甘利委員長 
 次に、東門美津子君。
○東門委員 社会民主党東門美津子です。
 昨日五月十五日は、沖縄県にとっては本土復帰後三十三回目の復帰記念日でした。その記念日に、多くの県民と全国から駆けつけてくださった支援者合わせて二万三千八百五十人が、普天間基地を包囲し、世界一危険だと言われる普天間基地の閉鎖、返還を求め、そしてその代替施設となる辺野古の海の埋め立てに反対をして、手をつなぎ、人間の鎖を成功させました。子供、学生、大人、障害を持つ人持たない人、高齢者など、参加者一人一人が一日も早い普天間基地の閉鎖を願い、閉鎖されるその日が来るまで連帯をして運動を続けることを誓い合った日になりました。
 また、基地包囲行動の後開かれた県民大会には、会場あふれんばかりの七千人余が参加をして、そこには我が社民党又市幹事長初め、民主党岡田代表日本共産党の志位委員長も出席されて、力強い連帯のごあいさつをいただきました。県民の切なる願い、全国の多くの支援者の熱い思いを、小泉総理、ぜひわかっていただきたいと思います。
 さて、質問に入ります。
 総理も御存じのとおり、辺野古では、ジュゴンのすむきれいな海、豊かな海を埋め立てて軍事基地を建設することに反対をする地元の皆さんを先頭に、昨年の四月十九日に座り込みを始めてから一年余が経過しました。座り込みを始めて本日で三百九十三日になります。命がけで座り込みを続ける地元のおじい、おばあたちは、本当に疲れ果てています。中には体調を崩す人も出ています。
 このような中で、那覇防衛施設局は、先月四月二十六日未明、ボーリング調査のための機材搬入作業を開始し、作業は日の出一時間後、日の入り一時間前とする作業計画があるにもかかわらず、夜間も作業を行おうとしています。これに対して、反対派は、海上の作業のポイントとなる単管足場で徹夜の座り込みを行うなど作業を阻止すべく頑張っていますが、海上における夜間の阻止行動は大変危険であり、不測の事態が懸念されます。地元住民が命の危険を顧みず阻止行動を行っている中で、アメリカでも、与党内部からも見直し論が出ている代替施設建設のためのボーリング調査を政府がなぜ今強行しようとしているのか、私には全く理解ができません。
 ボーリング調査を一たん中止して、在日米軍再編協議の結論を待ってから改めて調査再開の判断をすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。総理の調査中止の決断で、おじい、おばあたちをしばらくの間でも休ませていただきたいのです。私は、それは何としても総理の見解を伺いたい、そのように前もって申し入れておりますので、よろしくお願いいたします。
○大野国務大臣 普天間飛行場の返還、そして辺野古への移転という問題につきましては、その背景に大変いろいろな歴史があるわけでございます。一九九五年の沖縄における少女暴行事件に始まりまして、その翌年に、モンデールそして橋本総理大臣の間で返還の話がありました。その後、いろいろな紆余曲折を経まして、苦渋の選択が辺野古への移設でございます。そしてまた、その辺野古への移設をやり遂げていくことがやはり沖縄の県民に対する負担の軽減につながっていく。我々は、そういう認識のもと、二月に行われました2プラス2の合同の声明文でも、SACO合意を着実にやっていこう、こういうことでございます。
 もちろん、先生のおっしゃったいろいろな問題点はわかっております。四月二十六日に午前三時に作業をやった、こういうこともわかっておりますけれども、我々の認識は、やはり辺野古の作業を着実にやっていくことが沖縄の負担の軽減につながっていく、こういう認識のもとにやっているわけでございます。
小泉内閣総理大臣 ただいま防衛庁長官から過去の経緯も含めてお話がありましたが、東門議員のお話も私はよく理解できます。この問題は、SACOの合意以来、何回か地元との話し合いも進めて、そして、地元の中においても賛否両論がある中で今日に至っているわけであります。
 そういう状況を踏まえて、私としては、この問題を何とかして解決しなきゃいかぬということで、外務大臣防衛庁長官国務長官、国防長官の間で、米軍の基地負担、特に沖縄における負担の軽減と、それから日本における抑止力をどうやって維持するかという真剣な話し合いを今進めているところであります。地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。
 もう少し時間をいただけないでしょうか。今、交渉最中でありまして、交渉の経緯について周りがあれこれ、先方がどう言っているとか、日本はどう考えているかという、話し合いをしている中で、結論が出ていない段階で、こういう意見もある、ああいう意見もあると言うのは政府としては控えなきゃいけないと思っておりますが、今東門議員の話を聞きながら、よく検討したいと思っております。
○東門委員 賛否両論あるというお言葉でしたけれども、確かにあります。しかし、総理、八〇%以上が辺野古の埋め立てには反対なんです。この八〇%、出発当初の総理の人気度には及ばないかもしれません。しかし、今の支持率からはるかに上に行っているわけですよ。八〇%というのは、私は、もうほとんど県民一致と見てもいいのではないか。まあ、少しの反対は確かにあります。それは私も理解しております。そういう中で、私がお願いをしているのは、すべてなしにしてくださいと申し上げているのではなくて、今、日米の協議が行われている中、交渉中であるとおっしゃいました。その間、結論が出るまで一たん中止をしていただきたい。そうすることが、本当に高齢者、九十歳を超える方々、八十歳を超える方々、その方たちが少しでもお休みできる期間だと思います。
 ですから、結論が出るまで何としてでも、総理の決断だけです、お願いいたします。一応はこれは日本政府の仕事ですから、日本政府に、それは今のところ中止をしておきましょうとおっしゃっていただくだけで結構です。よろしくお願いいたします。もう一度お願いします。
小泉内閣総理大臣 そのような動きも承知しておりますし、東門議員の気持ちも十分理解しております。その点も踏まえまして、よく検討させていただきたいと思います。
○東門委員 本当にもうあと三十秒くらいの時間です。でも、やはり私はもう一度お願いしたい。
 小泉総理ならやれる、私は中断をできると思っております。実は、私が準備をしている次の質問は、沖縄県民の、地元住民の負担の軽減について、小泉総理のこれまでの発言についてお伺いするつもりでした。時間がもうなくなりましたので終わりますが、そういう小泉総理ならば、やはり今、沖縄県民の思いをしっかりと受けとめられるのではないかと私は思いますので、再度お願いいたします。
小泉内閣総理大臣 よく現状を踏まえ、将来のことも考えながら検討していきたいと思います。
○甘利委員長 これにて東門君の質疑は終了いたしました。



沖縄ジュゴンの生息海域を夜通し守って 4週間
24時間、海上の座り込みが続けられています
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ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古
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第3やぐらに来ました。
このやぐらにもボーリング機材が載せられていて、ボーリング工事が始められる危険が高まっています。 at 06:54
05/19
座り込み396日目
今日も基地建設を止めています!
世界各地で起きている戦争を一刻も早く止めたい!そして起こさせたくない!そんな気持ちでいっぱいです。
まずできることはここに基地を造らせないことだ。
明日もがんばろう(^^) at 21:42

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首相自らの発言の記録として 第162回国会 予算委員会
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地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。

━━━━━━━━━━━━━━━
衆議院会議録情報 第162回国会 予算委員会 第21号 平成十七年五月十六日(月曜日)

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○甘利委員長 
 次に、東門美津子君。
○東門委員 社会民主党東門美津子です。
 昨日五月十五日は、沖縄県にとっては本土復帰後三十三回目の復帰記念日でした。その記念日に、多くの県民と全国から駆けつけてくださった支援者合わせて二万三千八百五十人が、普天間基地を包囲し、世界一危険だと言われる普天間基地の閉鎖、返還を求め、そしてその代替施設となる辺野古の海の埋め立てに反対をして、手をつなぎ、人間の鎖を成功させました。子供、学生、大人、障害を持つ人持たない人、高齢者など、参加者一人一人が一日も早い普天間基地の閉鎖を願い、閉鎖されるその日が来るまで連帯をして運動を続けることを誓い合った日になりました。
 また、基地包囲行動の後開かれた県民大会には、会場あふれんばかりの七千人余が参加をして、そこには我が社民党又市幹事長初め、民主党岡田代表日本共産党の志位委員長も出席されて、力強い連帯のごあいさつをいただきました。県民の切なる願い、全国の多くの支援者の熱い思いを、小泉総理、ぜひわかっていただきたいと思います。
 さて、質問に入ります。
 総理も御存じのとおり、辺野古では、ジュゴンのすむきれいな海、豊かな海を埋め立てて軍事基地を建設することに反対をする地元の皆さんを先頭に、昨年の四月十九日に座り込みを始めてから一年余が経過しました。座り込みを始めて本日で三百九十三日になります。命がけで座り込みを続ける地元のおじい、おばあたちは、本当に疲れ果てています。中には体調を崩す人も出ています。
 このような中で、那覇防衛施設局は、先月四月二十六日未明、ボーリング調査のための機材搬入作業を開始し、作業は日の出一時間後、日の入り一時間前とする作業計画があるにもかかわらず、夜間も作業を行おうとしています。これに対して、反対派は、海上の作業のポイントとなる単管足場で徹夜の座り込みを行うなど作業を阻止すべく頑張っていますが、海上における夜間の阻止行動は大変危険であり、不測の事態が懸念されます。地元住民が命の危険を顧みず阻止行動を行っている中で、アメリカでも、与党内部からも見直し論が出ている代替施設建設のためのボーリング調査を政府がなぜ今強行しようとしているのか、私には全く理解ができません。
 ボーリング調査を一たん中止して、在日米軍再編協議の結論を待ってから改めて調査再開の判断をすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。総理の調査中止の決断で、おじい、おばあたちをしばらくの間でも休ませていただきたいのです。私は、それは何としても総理の見解を伺いたい、そのように前もって申し入れておりますので、よろしくお願いいたします。
○大野国務大臣 普天間飛行場の返還、そして辺野古への移転という問題につきましては、その背景に大変いろいろな歴史があるわけでございます。一九九五年の沖縄における少女暴行事件に始まりまして、その翌年に、モンデールそして橋本総理大臣の間で返還の話がありました。その後、いろいろな紆余曲折を経まして、苦渋の選択が辺野古への移設でございます。そしてまた、その辺野古への移設をやり遂げていくことがやはり沖縄の県民に対する負担の軽減につながっていく。我々は、そういう認識のもと、二月に行われました2プラス2の合同の声明文でも、SACO合意を着実にやっていこう、こういうことでございます。
 もちろん、先生のおっしゃったいろいろな問題点はわかっております。四月二十六日に午前三時に作業をやった、こういうこともわかっておりますけれども、我々の認識は、やはり辺野古の作業を着実にやっていくことが沖縄の負担の軽減につながっていく、こういう認識のもとにやっているわけでございます。
小泉内閣総理大臣 ただいま防衛庁長官から過去の経緯も含めてお話がありましたが、東門議員のお話も私はよく理解できます。この問題は、SACOの合意以来、何回か地元との話し合いも進めて、そして、地元の中においても賛否両論がある中で今日に至っているわけであります。
 そういう状況を踏まえて、私としては、この問題を何とかして解決しなきゃいかぬということで、外務大臣防衛庁長官国務長官、国防長官の間で、米軍の基地負担、特に沖縄における負担の軽減と、それから日本における抑止力をどうやって維持するかという真剣な話し合いを今進めているところであります。地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。
 もう少し時間をいただけないでしょうか。今、交渉最中でありまして、交渉の経緯について周りがあれこれ、先方がどう言っているとか、日本はどう考えているかという、話し合いをしている中で、結論が出ていない段階で、こういう意見もある、ああいう意見もあると言うのは政府としては控えなきゃいけないと思っておりますが、今東門議員の話を聞きながら、よく検討したいと思っております。
○東門委員 賛否両論あるというお言葉でしたけれども、確かにあります。しかし、総理、八〇%以上が辺野古の埋め立てには反対なんです。この八〇%、出発当初の総理の人気度には及ばないかもしれません。しかし、今の支持率からはるかに上に行っているわけですよ。八〇%というのは、私は、もうほとんど県民一致と見てもいいのではないか。まあ、少しの反対は確かにあります。それは私も理解しております。そういう中で、私がお願いをしているのは、すべてなしにしてくださいと申し上げているのではなくて、今、日米の協議が行われている中、交渉中であるとおっしゃいました。その間、結論が出るまで一たん中止をしていただきたい。そうすることが、本当に高齢者、九十歳を超える方々、八十歳を超える方々、その方たちが少しでもお休みできる期間だと思います。
 ですから、結論が出るまで何としてでも、総理の決断だけです、お願いいたします。一応はこれは日本政府の仕事ですから、日本政府に、それは今のところ中止をしておきましょうとおっしゃっていただくだけで結構です。よろしくお願いいたします。もう一度お願いします。
小泉内閣総理大臣 そのような動きも承知しておりますし、東門議員の気持ちも十分理解しております。その点も踏まえまして、よく検討させていただきたいと思います。
○東門委員 本当にもうあと三十秒くらいの時間です。でも、やはり私はもう一度お願いしたい。
 小泉総理ならやれる、私は中断をできると思っております。実は、私が準備をしている次の質問は、沖縄県民の、地元住民の負担の軽減について、小泉総理のこれまでの発言についてお伺いするつもりでした。時間がもうなくなりましたので終わりますが、そういう小泉総理ならば、やはり今、沖縄県民の思いをしっかりと受けとめられるのではないかと私は思いますので、再度お願いいたします。
小泉内閣総理大臣 よく現状を踏まえ、将来のことも考えながら検討していきたいと思います。
○甘利委員長 これにて東門君の質疑は終了いたしました。







沖縄ジュゴンの生息海域を夜通し守って 4週間
24時間、海上の座り込みが続けられています
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ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古
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05/20
第3やぐらに来ました。
このやぐらにもボーリング機材が載せられていて、ボーリング工事が始められる危険が高まっています。 at 06:54
05/19
座り込み396日目
今日も基地建設を止めています!
世界各地で起きている戦争を一刻も早く止めたい!そして起こさせたくない!そんな気持ちでいっぱいです。
まずできることはここに基地を造らせないことだ。
明日もがんばろう(^^) at 21:42

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首相自らの発言の記録として 第162回国会 予算委員会
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首相自らの発言

地元の実情、そして座り込みをしている方々の強い阻止の決意、御苦労を私もよく理解しているつもりであります。何とか、地元とも話し合いをして、地元と協調できるような解決がないものかということを真剣に考えております。

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衆議院会議録情報 第162回国会 予算委員会 第21号 平成十七年五月十六日(月曜日)

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/162/0018/16205160018021c.html
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○甘利委員長 
 次に、東門美津子君。
○東門委員 社会民主党東門美津子です。
 昨日五月十五日は、沖縄県にとっては本土復帰後三十三回目の復帰記念日でした。その記念日に、多くの県民と全国から駆けつけてくださった支援者合わせて二万三千八百五十人が、普天間基地を包囲し、世界一危険だと言われる普天間基地の閉鎖、返還を求め、そしてその代替施設となる辺野古の海の埋め立てに反対をして、手をつなぎ、人間の鎖を成功させました。子供、学生、大人、障害を持つ人持たない人、高齢者など、参加者一人一人が一日も早い普天間基地の閉鎖を願い、閉鎖されるその日が来るまで連帯をして運動を続けることを誓い合った日になりました。
 また、基地包囲行動の後開かれた県民大会には、会場あふれんばかりの七千人余が参加をして、そ